ロシアの大手アルミ生産者ルサールは2025年末までに酸化スカンジウムの生産を開始する。アルミの原料であるアルミナを精錬する際に副産物として発生する赤泥から抽出する。建設中のパイロットプラントの生産能力は年間1・5トン。同社は今後、大手アルミ生産者でありながら、大手酸化スカンジウム生産者の一角になると見込まれる。プロジェクトへの投資額は5億ル...