――スラグ事業部門にとって2024年はどのような1年だったか。 「需要はおおむね堅調に推移し、国内向けの販売量は23年並みを維持した。用途別ではセメント向けが約100万トン、路盤材向けが約250万トンだった。このうち路盤材向けは、民間物件を積極的に開拓した。北海道から九州まで全国各地に約160カ所ある製品ヤード(一時保管所)を武器に、採用実績...