線材製品協会が28日に公表した2024年暦年の冷間圧造用(CH)鋼線出荷は前年比5・6%減の129万3129トンとなった。主な需要先である自動車生産が減少し、2年ぶりに前年を下回った。直近20年では09年のリーマン・ショック、20年のコロナ禍に次ぐ3番目の低水準となった。 内訳は、国内出荷では普通鋼が4・5%減の22万2326トン、特殊鋼も...