世界鉄鋼協会のまとめによると、2024年(1~12月)の世界の粗鋼生産量は、前年比0・8%減の18億8260万トンとなり、2年ぶりに前年実績を下回った。中国が2%弱減少したほか、日本、米国、韓国などインドを除く主要国がマイナスとなったことで、前年実績に届かなかった。 中国は23年比1・7%減の10億510万トン。不動産不況などが響きマイナス...