中部地区の特殊鋼関連の賀詞交換会が先週までにおおよそ一巡した。その代表挨拶では先行き不透明感、需要構造の変化、我慢の局面など厳しい現状を映した言葉が並んだ印象が強い。 構造用鋼、工具鋼をはじめ各鋼種の荷足が極めて鈍く「今年の商売はいつから本格化するのか」という嘆息も聞こえてくる。それでも部分的ながら産業機械、工作機械関係で実需が上向いてくる...