1月も帳破を迎えたが、首都圏の厚中板を取り巻く店売りマーケットは引き続き不さえ模様で推移しており、市中の荷動き、引き合いは小口当用モノに終始したままだ。市況も、安値輸入材の影響もあって昨年末にズルズルと軟化基調を鮮明にし、年明けの動向が不安視されたが、足元はやや落ち着いた感がある。とはいえ中板市況のジリ安ムードに引っ張られ、厚板も母材、切板...