東邦チタニウムと高炉メーカーが進めていたスポンジチタンの2024年度下期(24年10月~25年3月)の価格交渉が引き上げる方向で決着した。上げ幅は上期比で10%。スポンジチタンは需要回復に加えてロシア製を避ける動きが重なり、日本勢への引き合いが増えている。数量の確保を優先する需要家側が値上げを受け入れた格好だ。 国内価格交渉は昨年度に続き、...