鉄鋼、非鉄金属、造船重機などの労働組合で組織する基幹労連は、2025年春闘の産別統一要求水準(ベースアップ額)を1万5千円とする方針を固めた。物価上昇に賃金が追いつかない状況が続いており、継続的な「人への投資」が必要と判断した。日本製鉄、JFEスチール、神戸製鋼所の高炉メーカー3社は今後、産別要求方針をベースに要求額を固めるもよう。