群馬県から栃木県にまたがる両毛地区の条鋼建材や溶接鋼管類は弱含み。地場の中小建築物は出件が鈍く、建材需要も伸び悩む。9月の鉄骨需要量は、栃木と群馬の2県で前年同月比20%減の1万7348トンと大きく減少した。今年4月以降、前年割れが続く。鉄骨ファブの稼働率にも濃淡が出ている。都心部の大型案件を抱えるS・Hグレードの受注残は豊富な半面、地元の...