――鉄鋼事業を取り巻く環境や需要動向について。 「下期を展望すると、国内の自動車分野は生産が一定程度戻ってくるとみており、造船向けも悪くはないが、建機・産機が低調であることに加え、建築・土木分野の需要が低迷している。中小建築案件の低迷に加え、再開発案件など大型物件でも需要の先送りが継続しており、建材需要が落ち込んでいる」 「タイやインドネシア...