関東地区でニッケル系ステンレススクラップ市況が一段高となった。市中荷動きの鈍さに対応し、メーカーが入荷維持を目的にスポット的な高値を提示。炉前価格(18―8)はトン20万円台を回復した。市中発生が依然低調な中、ヤード業者でも順次買値を引き上げる動きとなっている。 関東地区では先月初旬にシッパーが集荷意欲を強めたことで市況が反発。背景には中国...