UACJの2024年度上期アルミ板販売量は前年同期比9・5%増の63万3千トンだった。海外の缶材需要回復を捉えたほか、厚板需要が緩やかに回復し1割増となった。 品種別では、缶材は生産調整が続いていた北米地区が安定状態に戻ったことで数量増加。タイ拠点も北米へのサポート出荷が入り始めたことで42万8千トン(11・2%増)に回復した。箔地はリチウ...