チタンメーカーの間で生産体制を見直す動きが相次いでいる。新日鉄住金はこれまで手薄だった航空機向けの需要捕捉に向け、東邦チタニウムと共同出資のチタン合金インゴット製造会社を来年4月に設立する。一方、大阪チタニウムテクノロジーズは年度内にインゴット生産を縮小し主力の航空機向けスポンジチタンで生き残りを図る。一般工業分野の需要低迷が続くなか、各社と...