「焚書坑儒」は、秦の始皇帝による文化弾圧として名高い。医学書など実用書以外の書物を焼き、儒者多数を生き埋めにした。時の丞相・李斯による政策だが、始皇帝が韓非の思想に着目して実行したようだ。しかし、過激な政策を実行する側にもそれなりの背景と理屈がなかったわけではない▼根拠となる「韓非子」では「農業について議論をする者は多いが、実際に鋤(すき)を...