新日鉄住金が発足してからまもなく1年。旧2社の製鉄所間連携では、ともに北九州市に立地する八幡、小倉両製鉄所の地域協力が着実に成果を上げつつある。立地場所が近いことを生かし、これまでにエネルギー供給や原料購買、物流インフラの相互活用などを積極的に推進。ソフト面の連携が主体ながら、すでに一定のコスト削減効果を見込む。今後は製鉄所インフラや人的資源...