産業技術総合研究所(理事長・野間口有氏)は24日、制振マグネシウム合金の圧延材で室温での成形性を飛躍的に高める製法を開発したと発表した。制振マグネシウムは振動を吸収する特性があり、スピーカーの振動板として採用されている。加工性に課題があったが、京都大学と共同で金属組織を制御する技術を開発。室温でのプレス加工を可能にした。新技術を適用すれば生産...