水銀の排出などを規制する「水俣条約」の批准に向け、関連する国内法の改正を検討している環境省は、大気汚染防止法で定める排出基準に関し、鉄鋼製造設備については順守義務を求めない方針を固めた。代わりに鉄鋼メーカーによる自主的な管理が必要と判断。来年の通常国会に提出する改正案には、鉄鋼設備に対し自主管理を求める文言を盛り込む方向で検討している。21日...