大同特殊鋼は、従来材より実際の骨に近いしなやかさを持つ人工骨用のチタン合金を開発した。研究室での試作段階だが、実用化できれば人工骨の機能性がさらに高まると期待される。まずは医療器具用として数年後に実用化を目指す。現在主流の人工骨用チタンはアルミを6%、バナジウムを4%添加した汎用的な「64(ロクヨン)合金」。純チタンと比べると高強度で人工骨に...