国内の鋼材輸送でトレーラーなどの車両や内航船の「需給」がひっ迫している。鋼材内需の回復を背景に荷動きが活発化している一方、鋼材の輸送能力は08年のリーマン・ショック以降大きく減少しており、車両、内航船ともスポットでの調達が難しくなっている。物流業者はスポット運賃を引き上げており、鉄鋼メーカーにとってコスト負担の押し上げ要因になりそうだ。鋼材の...