中部地区鉄スクラップ市況が先週11日、トン500〜1千円上伸し、電炉実勢購入価格はH2=1万4500〜6千円となった。中心値で実勢相場が1万5千円を回復するのは約1カ月ぶりだが、扱い筋は「国内外の需要動向に変化は無く、年が明けたら、弱含みに転じるのでは」と慎重な見方が多い。先日行われた関東鉄源の輸出入札価格が、前月比1千円高の1万6千円弱とな...