神戸製鋼所は10日、退職給付信託の一部解約に伴う特別利益156億円を計上すると発表した。今期業績予想は変更しない。これは、IPP事業において関西電力からの落札が決まったことから神戸製鉄所の高炉撤去費用(特別費用)が発生する見込みであり、現在精査中のため。今回の特別利益計上は、保有株式の株価上昇による。退職給付信託を含む年金資産が退職給付債務に...