触媒やプラスチックの難燃助剤として使われるアンチモンの国際価格は足元、8300~8500ドルで、8千ドルの大台を突破した。アンチモン国際価格の地合いは強く、先高基調となりそうだ。 国際価格の上伸要因として、昨春からの中国・中小精錬メーカー8社による減産継続、中国当局の輸出規制の強化、中国政府による環境規制の強化という3点が指摘できる。 とり...