今年で会社生活49年目となる。同社は特殊鋼厚板の溶断や鋼材販売が主な事業で、月間扱い量は約5千トン。「これまでの会社生活に何の後悔もない。この会社、鉄の業界が自分には合っていたのかもしれない」。 入社後の3年間は工場勤務だった。その後は営業一筋。希望退職者を募集するなど同社にとって厳しい時代もあったが、「その結果、若い時に自由にできた。それ...