IHIは21日、三菱電機と共同開発した放電での金属表面処理技術、マイクロ・スパーク・コーティング(略称・MSC)がボーイング777のエンジン部品で採用されたと発表した。同エンジンは米国のゼネラル・エレクトリック(GE)が開発した「GE90」で、MSCを用いてニッケル合金の部品に放電で溶かしたコバルト合金を付着させて表面処理する。溶接に比べ工期...