日本製鉄は5月30日、脱炭素プロジェクトの一環として国内の3製鉄所に電気炉を導入する計画の総投資額が8687億円になると明らかにした。このうち高炉から電炉へ転換する九州製鉄所・八幡地区(北九州市)では、全体の7割強にあたる6302億円を投入する。八幡の大型電炉は2029年度下期の生産開始を目指す。 政府は同日、日本製鉄の電炉導入計画に対し、...