古河電工は18日、赤痢アメーバ症の検査を短時間・高感度で行える試薬を東海大学医学部と共同で開発したと発表した。同社が光ファイバ材料の加工技術を生かして実用化した蛍光シリコン粒子の「クォーツ・ドット」を応用したもの。従来3時間から数日を要する検査時間を10〜20分に短縮できる。赤痢アメーバ症は寄生虫による消化管の感染症で国内での報告数は年間1千...