科学技術振興機構(JST)はこのほど、理化学研究所(理研)、物質・材料研究機構(NIMS)などの共同研究グループが、レアアース系高温超電導ワイヤを用いた核磁気共鳴(NMR)装置を開発したと発表した。小さな鉄片を試料の周りに置くことで均一な磁場空間を作る新手法を開発し、タンパク質試料の高分解能NMR測定に成功した。同手法を用いることで超高磁場N...