日軽パネルシステム(社長・柳本利夫氏)の下関第二工場が9月に全設備の導入を完了し、本格稼働を開始した。最新鋭の高効率設備を導入し、断熱不燃パネルを年9万枚増産できる体制を整えた。九州地区などで相次ぎ半導体関連工場の建設計画が立ち上がる中、需給タイト化が予想されるクリーンルーム市場からの安定供給ニーズを捕捉する。