建築物の更新需要が曲がり角に来ている。住宅・非住宅とも、堅調だった改修やリフォーム工事の受注件数が今年度に入って相次いで減少。これまで新築の落ち込みを下支えしてきた一方、基礎や躯体、内外装にかけての各部位で市場を喚起する明確な好材料は見当たらない。早期の反転に期待がかかる。