日本のステンレススクラップ輸出のうち、中国向けの減速が鮮明となっている。昨年は輸出全体の3割強を占めて向け先別でトップに浮上した中国向けだが、2024年1~7月累計では韓国や台湾向けを下回って3位に低下。中国の内需低迷が大きく影響し、日本産スクラップに対する引き合いが急減しているもよう。こうした状況から、中国向け輸出を主体としている新興ヤード...