日本粉末冶金工業会はこのほど、2023年度の粉末冶金製品生産状況についてまとめた。生産重量は7万3561トンで前年度比0・3%減。主力の機械部品に加え電気接点が増加。一方で軸受合金や摩擦材料、その他分野が減少している。鋳造・鍛造など他の素形材産業はコロナ禍前を超える回復が見られる中、粉末冶金産業は未回復の状況が続いている状況。中国経済減速や...