高炉3社による2024年度の設備投資額(連結、工事ベース)は合計で9850億円と、前年度実績と比べ8・4%増える見通しだ。堅調な業績を背景に3年連続で前年度を上回り、4年ぶりの高水準に達する。各社とも商品競争力の強化や脱炭素化が大きなテーマだ。電磁鋼板ラインの増強などに経営資源を重点投入しており、投資額にも表れている。