UACJの2024年4~6月期のアルミ板販売量は前年同期比16・1%増の31万5千トンだった。北米のアルミ缶需要が回復基調となったことで、米国拠点に加えてタイ拠点からのサポートコイルも増加した。一方で半導体製造装置用厚板の需要は回復の途上で、本格回復時期は下期と予想した。 品種別では「缶材」が北米需要の回復により20万8千トン(前年同期比1...