総合商社7社の24年4~6月期決算が5日出そろった。金属関連部門の業績は、金属資源価格軟化などの影響を受け、減益となるケースが目立った。ただ鉄鋼原料や非鉄金属の価格水準は軟化したとはいえ依然高く、各社は引き続き高水準の利益を確保した。 純利益を見ると、7社11部門のうち、増益だったのは、三菱商事(金属資源)、三井物産(同)、三井物産(鉄鋼製...