三菱ケミカルグループは1日、コークス製造能力の縮小を決めたと発表した。香川事業所のコークス炉を25年末までに100門停止し、150門体制とする。鋼材需要の不振に伴う海外コークス市況の低迷を受けた対応。国内外の販売ポートフォリオの見直しや追加の合理化策を実施し、市況変動の影響を受けにくい事業構造へ転換を目指す。