ばね用鋼線の流通大手、平野鋼線(本社・東京都江東区亀戸、社長・平野善彦氏)の24年3月通期単体決算は、売上高145億800万円で前期比11・2%増、経常利益2900万円で76・4%減、純利益2400万円で71・8%減。 メーカー販価の値上げ相当分の価格転嫁を図ったが難航し、粗利が低下したことで営業収益は8900万円の赤字となった。一方、経常...