九州地区のH形鋼扱い商社で組織する「七社会」によると、5月末の九州地区特約店在庫は前月比94トン減の2万1203トンとなり、2カ月連続で減少した。在庫率(在庫量/出荷量)は3・85カ月分で、適正水準を大幅に上回っている。 著しい需要停滞に見舞われている。「夏枯れ」と言われる時期に差し掛かっているが、メーカー、商社が想定していた以上に状況が悪...