電磁鋼板や特殊鋼需要の先行指標となる工作機械の受注に持ち直しの兆しが出てきた。日本工作機械工業会(会長・稲葉善治ファナック会長)が25日発表した5月の受注総額(確報)は前年同月比4・2%増の1245億3千万円で、17カ月ぶりの増加となった。 内需は7・9%減の348億4千万円で21カ月連続の減少。うち鉄鋼・非鉄金属向けは37%減の9億190...