国内の建設専門工事業で、特に形鋼や厚板、棒鋼、溶接鋼管類と関連性が高い鉄骨・鉄筋・管工事業の各工事受注高に濃淡が出ている。2023年度の受注高は、鉄骨と管工事が前年を上回ったのに対し、鉄筋工事業はマイナスとなった。直近の4月も同じ傾向が続いており、鉄筋に用いる異形棒鋼とその他の品種で需要動向に差異が生じる可能性がある。