日本鋳鍛鋼会によると、4月生産は鋳鋼(鋳放)が前年同月比1・7%減の1万270トン、鍛鋼(打放)が1・6%増の4万2889トンだった。鍛鋼は7カ月ぶりに増加したが、「ほぼ前年並みで回復した実感は薄い」(同協会)という。 鋳鋼は土木建設・鉱山機械向けが低調、船舶関連が横ばいと、主力の需要分野が力強さを欠いている。自動車関連も低位横ばい。特殊鋼...