ステンレス協会がまとめた鋼板受注統計によると、2023年度の受注量(ホットコイルと磨帯鋼を含む)は前年度比3・6%減の125万7千トンにとどまった。国内向けは5・3%減の86万5千トン、輸出は2・9%増の33万9千トン、鋼材製造用は14・5%減の5万4千トン。サプライチェーンの在庫調整、需要の停滞、ニッケル系冷延薄板店売り市場への輸入材の高...