構造用鋼市場では、流通の値上げ機運が本格化している。流通はメーカーの値上げ分だけでなく、運送費や労務費など諸コスト上昇分の値上げも含めた採算回復を目指している。今週後半の帳破を機に、さらに売り腰を強化する構えだ。