全国厚板シヤリング工業組合がまとめた4月の鋼板流通調査によると、出荷量は前月比4・9%減(前年同月比11%減)の13万9211トンとなり、3カ月ぶりに前月実績を下回った。実働日数減に加え、年度替わりに伴い需要端境期入りしたことが要因とみられる。 4月単月の実績としては初の14万トン台割れとなり、これまでの4月の月次最低数量だったコロナ禍の2...