厚板シャー現場では、溶断母材(ワーク)を載せる定盤の挿し板にフラットバーを用いる現場も多いが、ガス溶断の最中に火炎が挿し板に当たって逆戻りし、ワークの端部に切り欠き状のキズをつけるケースがある。 「跳ね返り」と称するこの現象は、ガス溶断した切板製品の品質不良となり、補正・補修に時間と手間を要する。見た目も悪いので発生を軽減・抑制するための工...