コロナ影響など先行きには不透明感があり、また需要分野によって強弱があるが、需要は全体として回復傾向にある。今年度の当社生産量も100万トンに届くのではないか。現状の薄板需給はひっ迫しているが、高炉もバンキングを解除し、すでに再稼働し始めた。上期中には需給タイト感は改善されるだろう。 当社は自社鉄源比率の向上をテーマに電炉の生産性向上を狙いと...