関東地区の複数の関係筋によると、日産自動車は6月から支給価格の単価表を改定し、磨棒鋼や冷間圧造用(CH)鋼線など特殊鋼棒線製品の二次加工賃を最大トン当たり1万円引き上げる方針を固めた。加工賃の引き上げは2023年4月以来およそ1年ぶり。サプライヤーである棒線二次加工メーカーの製造コスト高や労務費、運賃などのコストアップの一部を支援する。