三菱製鋼(社長・山口淳氏)は、海外ばね事業における低採算事業見直しの一環で、独MSSCアーレを売却・撤退する方針を固めた。早ければ2024年度に実行する。中国の寧波菱鋼弾簧では一部製品(スタビライザ)からの撤退を含む製品ポートフォリオのスリム化で採算改善を図り、軽量化技術を生かしたローカルメーカーへの参入も検討する。規模の大きい北米ばね事業...