薄中板や厚板の店売り分野が依然精彩を欠いている。流通加工業の足元の販売量は前年同時期に比べ微減傾向。4~6月を底とみる扱い筋もあるが、7月以降にマーケット環境が上向くような案件は聞かれない。建築関連、製造向けともに活気薄となっている。 荷動きが低調な中で流通加工業は販売量見合いの仕入れを継続。そのため出庫が鈍い状況下で値崩れは回避されている...