財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに3月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、普通鋼の熱延コイルではインドへ2015年に幾度か記録した月間15万トンを超える19万2千トンが輸出され過去最多となった。インド内需が堅調で相対的に鋼材市況も高く、下工程の能力拡充が先行しているAM/NSインディアが日本製鉄からの原板調達を増やしていることも...