鉄鋼産業懇談会(鉄産懇)の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は10日、輸入鋼材の動向について「輸入量自体は依然多いが、影響は限定的」と述べ、足元では国内市況を押し下げる要因にはなっていないとの見方を示した。懇談会終了後、記者団に語った。 1~3月の鋼材輸入量(普通鋼)は前年同期比6%増の約120万トンと高いレベルが続いている。特に多いのがめっき鋼...